ジュニアNISAがほかのNISAと違う点は2つあります。
1つ目は、未成年者が口座を開設することができますが、実際に金融商品の買い付けなどの運用が出来るのは、名義人本人ではなく、親権者だという事。
2つ目は、引き出しの時期が、名義人本人が18歳になってからという事。
引き出しが出来る年齢の下限が18歳に設定されている点で、ジュニアNISAは、子供や孫の大学進学や、それ以降に必要となる資金の準備を目的としているといえます。
たとえば、幼稚園に通っている年齢の子供のために、将来の高校進学の学費を作ろうとして、ジュニアNISA口座を開設し、利益が出たとしても、現実には高校の学費には使えないという事です。
2024年以降は年齢関係なく引き出し可能
ジュニアNISA廃止に伴い、現行のジュニアNISAで定められたルールは2023年一杯で無効となります。
2024年以降は、口座開設した本人あるいは子、孫の年齢がその時点で18歳未満でも引き出し可能となります。
