一方で、情報の少なさや日本語対応の限定性など、取引前に理解しておくべき注意点も存在する。
この記事では、Erranteの取引環境、メリット・デメリット、口座仕様、約定力、サポート体制、出金信頼性に至るまで、徹底的に分解・検証していく。
本当に使える海外FX業者かどうかを、この記事1本で判断できるよう構成しているので、ぜひ最後まで参考にしてほしい。
Erranteとは?特徴と基本情報
Errante(エランテ)は、透明性の高い取引環境と柔軟な口座設計を武器に急成長を遂げている海外FX業者である。取扱銘柄やプラットフォームも多様で、中級者〜上級者まで幅広く対応可能な体制が整っている。
運営会社とライセンス情報
Erranteの運営母体は「Errante Securities (Seychelles) Ltd」であり、セーシェル金融庁(FSA)から金融ライセンス(ライセンス番号:SD038)を取得している。運営情報は公式サイトで明示されており、顧客資金は分別管理で保全されている。
また、公式には「運営の透明性と誠実性」を企業理念に掲げており、近年は欧州圏を中心にトレーダーの信頼を集めつつある。
取扱商品と提供プラットフォーム
取扱商品はFX通貨ペアをはじめ、株価指数、個別株CFD、貴金属(ゴールド・シルバー)、エネルギー、暗号資産(仮想通貨)など非常に幅広い。
プラットフォームは王道の「MT4」「MT5」に加え、スマートフォン対応の「Erranteアプリ」も提供しており、モバイルトレーダーにも利便性が高い。
全商品がNDD方式で提供されているため、取引の公平性も担保されている。
口座タイプの種類と特徴
Erranteでは、主に以下の3タイプの口座が用意されている。
- スタンダード口座:最低入金額は50ドル。スプレッドは1.0〜1.5pips程度とやや広めだが、手数料無料。
- VIP口座:最低入金額1,000ドル。スプレッドは0.0pips〜+手数料で、スキャルピングにも最適。
- テーラーメイド口座:高額取引者向けのカスタム設計型。専属担当者付き。
全口座において、EA利用・スキャルピング・ゼロカット対応が公式で明示されており、取引制限も極めて緩やかである。
スプレッドとレバレッジの水準
Erranteの取引環境において、スプレッドとレバレッジの設定は重要な判断材料となる。口座タイプによってスプレッドや手数料の体系が異なるため、目的に応じた選択が求められる。ここでは、各口座ごとの平均スプレッドや最大レバレッジの条件について詳しく解説する。
スタンダード口座の平均スプレッド
スタンダード口座では、取引手数料が無料となっており、その分スプレッドに上乗せされる形となる。
平均的なスプレッド水準は以下のとおり。
- USD/JPY:約1.2〜1.5pips
- EUR/USD:約1.1〜1.4pips
- GBP/USD:約1.3〜1.6pips
このスプレッドは、ボーナス付き口座や取引制限がある他社に比べて比較的透明で明瞭な価格設定となっている。
VIP・テーラーメイド口座との違い
VIP口座とテーラーメイド口座では、スプレッドが0.0pips〜の超狭水準で提供される代わりに、取引ごとに片道3.5ドル(往復7ドル)の手数料がかかる。
これらの口座は、以下のような特徴を持つ。
- VIP口座:最低入金額1,000ドル。狭スプレッド+手数料。
- テーラーメイド口座:資金量や取引スタイルに応じて、個別カスタム対応される高機能アカウント。
スタンダード口座と比較して、取引コストを総合的に抑えたいトレーダー向けの設計となっている。
最大レバレッジと条件
Erranteでは、最大レバレッジ500倍まで設定が可能である。
ただし、レバレッジ倍率は以下のような条件によって変動する。
- 取引商品:主要通貨ペアは最大500倍、貴金属・指数はやや制限あり
- 口座残高:口座資金が一定額を超えるとレバレッジ制限がかかる場合あり
- 本人確認ステータス:未認証状態では初期レバレッジが制限される
Erranteは、過剰なレバレッジ提供ではなく、リスク管理に配慮した安全設計を導入している点も特徴の一つといえる。
約定力・取引の安定性を検証
Erranteでは、約定スピードとサーバー安定性の両立を掲げた設計がなされている。とくにスキャルピングユーザーからの注目度が高く、遅延やスリッページに関する報告は少ない。ここでは実際の取引環境におけるパフォーマンスを検証する。
約定スピードの実態
Erranteの注文処理速度は、平均して1ミリ秒〜3ミリ秒と公式に記載されている。この水準は、業界でも上位に位置する速さであり、ハイボラティリティ時でも約定拒否が起きにくいとされている。
また、ECN口座相当のインフラを持つVIP・テーラーメイド口座では、より迅速な約定が期待できる。
スキャルピング対応と制限の有無
Erranteは、公式にスキャルピング・自動売買(EA)を明確に許可している。取引時間や頻度に関する制限も一切なく、裁量・自動売買いずれのスタイルでも安定した取引が可能となっている。
とくにMT4・MT5の高速実行環境は、数秒単位のタイミングが重要な短期売買戦略との相性がよい。禁止事項が少なく、自由度の高い業者といえる。
サーバー環境とシステム安定性
ErranteのサーバーはLD4(ロンドン)とHK4(香港)といった世界主要拠点に設置されており、ユーザーの接続地域に応じて最適な経路を確保できる。
さらに、DDOS対策や冗長化設計も導入されており、障害発生時でも自動切替が行われる冗長構造が構築されている。
このような堅牢なインフラにより、Erranteは裁量・自動売買いずれのスタイルでも高い取引安定性を実現している。
サポート体制とユーザー対応
Erranteは、海外FX業者としては比較的柔軟なサポート体制を構築しているが、日本人ユーザーにとっては注意点も存在する。本項では、サポート手段の種類や対応品質について詳しく確認していく。
日本語対応の可否とサポート手段
Erranteの公式サポートは、基本的に英語対応のみである。ウェブサイトには日本語ページが存在するものの、チャット・メール・電話のサポート窓口は英語が基本となる。
サポート手段としては以下が用意されている。
- ライブチャット:サイト右下から即時アクセス可能
- メールサポート:専用フォームまたはinfo@errante.com
- 電話サポート:+357 2526 2400(キプロス拠点)
日本語対応を重視するトレーダーには、ややハードルが高い点と言える。
問い合わせ対応の質とスピード
Erranteのライブチャットは応答までの時間が早く、概ね数分以内にオペレーターと接続できる。ただし、英語での対応となるため、翻訳ツールを活用しながらのやりとりが前提となる。
メール対応に関しては、1営業日以内に返信が届くことが多く、返信内容も丁寧で論理的という評価が見受けられる。
トラブル時の対応力
Erranteは、資金トラブルや取引ミス時にスムーズな調査対応を行う体制を整えている。ライブチャット経由での即時調査開始や、ケースに応じて必要書類の案内などが行われ、「対応スピードと誠実さ」に関する高評価レビューも複数存在する。
とはいえ、日本語非対応という前提を理解したうえで、英語でのやりとりが苦手な方は、利用前に準備しておくことが望ましい。
出金の信頼性と利便性
Erranteでは、迅速かつ多様な出金方法を提供しており、資金の移動に関する安心感は高い。ここでは、具体的な出金手段や処理時間、過去の利用者からの評判について確認していく。
利用可能な出金手段
Erranteが対応している出金方法は以下の通り。
- クレジット/デビットカード(Visa、Mastercard)
- 銀行送金(国内・海外対応)
- 電子ウォレット(Skrill、Neteller、FasaPay など)
- 暗号資産(仮想通貨)(Bitcoin、USDTなど)
出金方法は入金と同一手段を優先して使用するという資金洗浄対策の国際ルールに則って運用されており、信頼性と透明性が高い設計となっている。
出金手続きの処理スピード
Erranteの出金処理は通常1営業日以内に処理が開始されると公式に明記されている。
特に電子ウォレットや仮想通貨は反映が早く、数時間〜24時間以内に完了したという報告も見られる。一方で、銀行送金については着金までに2〜5営業日程度かかる場合がある。
過去のトラブルや評判
2024年以降、Erranteに関する重大な出金拒否や遅延の報告は確認されていない。一部SNS上では、本人確認(KYC)の遅れによるタイムラグが発生したという声もあったが、サポート対応で解消されたケースが多い。
総じて、Erranteの出金体制は他社と比較してもスムーズかつ誠実な印象を与えるものとなっている。
Erranteのメリット・強み
Erranteは、透明性・安定性・使いやすさの3点で優れた評価を受ける海外FXブローカーである。ここでは、実際の利用者にとって重要な強みを中心に紹介する。
透明な価格体系と狭スプレッド
Erranteの価格提供はインターバンク直結のNDD方式を採用しており、取引コストの透明性が高い。スタンダード口座でも平均スプレッドは狭く、EUR/USDで1.0pips前後、VIP口座ではさらに絞られている。
隠れ手数料が発生しない明朗な料金体系であり、スキャルピングなどの短期取引にも向いている。
多様なプラットフォームと取引アプリ
Erranteでは以下の取引ツールが利用できる。
- MT4(MetaTrader 4)
- MT5(MetaTrader 5)
- Errante Client Portal App(独自アプリ)
スマホ・PCの両環境でスムーズに動作し、特にErrante独自のポータルアプリは資金管理や履歴確認に優れた操作性を持っている。多様な取引スタイルに対応できる点が大きな強みだ。
資金管理・顧客保護の体制
Erranteは顧客資金を分別管理しており、運営資金とは完全に別口座で管理されている。また、万が一の際の補償として最大100万ユーロの保険補償を提供する(対象地域条件あり)。
さらに、運営ライセンスはセーシェル金融庁(FSA)に加え、キプロス証券取引委員会(CySEC)でも取得しており、国際基準に沿った管理体制が整っている。
Erranteのデメリット・注意点
Erranteは高機能なサービスを提供している一方で、利用時に気をつけたい点もいくつか存在する。事前に理解しておくことで、より安心して取引に臨める。
情報の少なさと日本語環境の限定性
Erranteは公式サイトにおける日本語対応が限定的であり、ページの一部に翻訳漏れや英語表記が残っているケースがある。また、日本語サポート自体も不定期で、タイムゾーンによる応答遅延が発生しやすい。
日本在住のユーザーにとっては他社と比較して情報が不足気味な印象を受ける点が課題といえる。
ボーナス制度の不定期性
Erranteでは入金ボーナスや取引ボーナスが不定期に開催される形式時期によっては全く実施されていない期間もある。
他の海外FX業者と比較すると、積極的なボーナス展開を求めるユーザーには物足りなさを感じる可能性がある。
入出金に関する注意点
Erranteでは複数の入出金手段に対応しているが、入金方法と同じ手段での出金が原則とされている。また、仮想通貨による出金は最低出金額が高めに設定されている点も注意が必要だ。
さらに、一部の銀行送金には手数料が発生するケースもあるため、資金移動時の詳細条件を事前に確認しておくことが推奨される。
Erranteはこんな人におすすめ
Erranteは、透明性・機能性・柔軟性を兼ね備えたブローカーとして、多様な取引ニーズに応える体制が整っている。以下に該当するユーザーにとって、特に有力な選択肢となる。
透明性重視のトレーダー
ErranteはNDD方式の導入と明朗なスプレッド体系により、価格の信頼性が高い。取引コストを重視するユーザーや、ブローカーの透明性に敏感なトレーダーに適している。
多通貨ペア・メタル取引を重視する人
FX通貨ペアは70種類以上、スポットメタル(金・銀)やCFDも網羅しており、特にコモディティ系に強みがある。多様な資産を一元管理したい中上級者にも向いている。
スキャル・自動売買に興味がある中級者以上
Erranteはスキャルピング・EA(自動売買)に制限がなく、MT4・MT5の両対応により柔軟な戦略が可能だ。中長期的な運用設計や高頻度売買にも適応する環境が整っている。
よくある質問(FAQ)
Erranteの利用に関して、初心者から中級者までが抱きがちな疑問を整理した。以下のQ&Aで実用的なポイントを確認しておこう。
Erranteは日本語に対応している?
入金・出金の手数料はかかる?
スキャルピングは禁止されている?
どんな取引プラットフォームが使える?
どの口座タイプが初心者向き?
最大レバレッジはどのくらい?
Erranteの基本スペック一覧
Erranteの主な取引条件やスペックを一覧で整理した。各項目は口座選択や戦略構築の参考になるため、事前にしっかり確認しておきたい。
| 運営会社 | Errante Securities (Seychelles) Ltd |
| 金融ライセンス | セーシェルFSAライセンス取得(SD038) |
| 取引プラットフォーム | MetaTrader 4 / MetaTrader 5 / モバイルアプリ |
| 最大レバレッジ | 最大500倍(条件により変動) |
| 取扱商品 | FX通貨ペア / 株価指数 / 貴金属 / 仮想通貨 / エネルギー |
| スプレッド | スタンダード口座:1.0pips前後(EUR/USD) VIP・テーラーメイド口座でさらに縮小 |
| 最小取引ロット | 0.01ロット |
| 入出金方法 | 国内銀行送金 / クレジットカード / 仮想通貨 / Sticpay 等 |
| 日本語サポート | 部分的に対応(メール・チャット等) |
| 口座通貨 | USD / EUR / JPY ほか |
| ボーナス | 期間限定で実施(時期により変動) |



